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先輩看護師からのメッセージ

実地指導者からの新人看護師へのメッセージ

2病棟看護師 森川優真

現在、当院では3ヶ月ルールの実践を行っており、現代の若者に合わせた指導方法として活用しています。新人看護師は、2つのことを同時にすることが苦手であり、一度に数個もの項目を説明してもわからないことが多く、一つ一つ丁寧に説明し、わからないことやできないことを時間がかかっても確実に理解し、実践できるように関わっていく必要があります。そのためには、分からないことを一緒に勉強すること、新人が何を知りたいのか、何が分からなくて困っているのかまずは聴くこと、また答えを新人に伝えてもいいからまずは教えてあげることが大切であると考えます。また、仕事上で困ったことや不安なことなどマイナスなイメージを仕事に与えてしまうと、仕事への不信感やリアリティショックを抱えてしまうことが考えられます。看護を実践する上で、看護師として喜びを感じる瞬間は、やはり、患者様に感謝の気持ちを伝えられることや患者様でのケアの中で達成感や充実感などを感じた時であると考えます。そのため、新人看護師には患者様の前での失敗などマイナスな面を感じさせないように先輩看護師が、寄り添い関わっていく必要があると考えています。
今回、実地指導者として新人看護師の教育指導に関わることで自分自身も成長できるのではないかと感じてます。もう一度、自身が新人時代に何を不安に感じていたのか、どんなことに喜びややりがいを感じていたのかなど思い返し、新人看護師の気持ちを考えながら指導していけるように取り組みたいと考えます。

新人看護師へのメッセージ

2病棟看護師 東條奈緒美

私は高松医療センターに就職してから、今年で8年目になります。私は2月から育休より職場復帰したばかりで、実地指導者について役割を任された時は「私なんかで大丈夫だろうか、自分も分からないことが多いのに指導なんて出来るのだろか・・・」と不安ばかりが頭をよぎっていました。そんな中、先日新人教育体制について研修を受講し、実地指導者の役割を果たすために必要な事を学ぶことができました。
実地指導者の役割は新人看護師のやる気(意欲)と能力を引き出すことで、新人看護師が実際にできたことは、まず、小さなことから褒めていくことが大切であると学びました。褒める事で新人看護師のやる気に繋がり、実践できたことから学びに繋がっていくと考えます。新人看護師は、分からないことが分からないとよく言われるが、実際、自分が新人看護師のころを思い出すと、教科書で学んだからと言って、実際に行うと教科書は書面のもので、イメージもできにくいことや、実際に患者様の命に関わることを行うとなると不安でいっぱいになっていたことを思い出します。また、指導者の質問内容の意味が理解できないこともあり、分からないことを言いやすい関係性・環境を作っていくことが大切であると実感しました。そしてこれらの関わり方は実地指導者だけではなく、病棟全体で共有し、新人看護師が学び、やる気が出せる環境を提供していくことが一番重要と思います。
実地指導者として、私の一番の課題は私自身が学習する姿勢を持ち、指導をする上で共に学び、実地指導者をすることで自分自身も成長していきたいと考えています。

プリセプターからのメッセージ

5病棟看護師 高木絢子

私が新人の頃を振り返ると入職してからの数か月間は、初めての環境・業務・職員・患者や家族・生活の変化で毎日が緊張の連続だった。その時に「仕事に慣れた?子どもさんは変わりない?分からない事があったらいつでも聞いてね。」「大丈夫、焦らなくてもそのうちできるようになるから。」など、私を気に留めて声かけをしてくれた先輩や、私の思いを聞いてくれる時間を作ってくれたことに感謝し、勇気が湧いた事を覚えている。
4年目になって、プリセプターとなることでまだ知識・技術共に未熟さを感じている。プリセプター研修を受けて、教える側は何でもできないといけないという役割期待で自分自身が苦しんでいたことに気付いた。
私の役割は、指導的役割は勿論だが、新人看護師と共に学び・喜び・反省し、心の拠り所となれる存在となる事である。新人の頃は出来ない事が多いため、ネガティブフィードバックが多くなりがちである。新人看護師に対して先入観なく、価値観や信念をもった一人の個人として認めていく事で、自然と長所を見つけ、成功体験を積み重ね、失敗体験については丁寧に振り返りながらポジティブフィードバックに変えていくことができると感じている。
今後は実地指導者・プリセプター間で情報交換を密に行い、それをチーム全体で共有する事でチーム全体の学びを深める事となり、チーム・病棟全体で新人看護師を支えることのできる環境作りを行っていきたい。