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3病棟(神経筋難病病棟)

3病棟の看護の目指すもの

入院患者様の多くは、未だ治療法の見つからない、難病という疾患を発症した時から、様々なことをあきらめながら疾患を受容し、長い闘病生活を余儀なくされています。そんな患者様やご家族の人生に寄り添い、日々穏やかに過ごせるよう、看護を提供しています。

病棟の特徴

  • 難病拠点病院としての役割
  • 予後不良の長期入院患者様の看護
  • 家族看護
  • 対症療法、呼吸器管理

入院患者様の概況

  • 入院患者様数:42名(平成27年10月現在)
  • 主な疾患:ALS、MSA、PDなど
  • 人工呼吸器装着者:33名
  • 経管栄養(40名)

筋委縮性側索硬化症(ALS)や多系統硬化症(MSA)、パーキンソン(PD)など神経難病の患者様を積極的に受け入れ、現在42名(平成27年10月)の患者様が療養中です。ALSの場合、有効とされる治療方法はなく対症療法が主体となり、入院患者様にとって、病院は治療の場というより生活の場として長期療養生活を送られています。

入院患者様の多くは、病気が徐々に進行していく中、初期症状として手足に力が入りにくい、言葉がしゃべりにくい、ご飯を飲み込みにくいなど「最近体の調子がおかしい。ちょっと疲れが出ているのかな?整形でも特に異常がなかったのだからそのうちによくなるだろうと考え、マッサージや接骨院へ通院しながら不安な日々を過ごしていた。しかし、病状は改善せず、神経内科受診を促され、そこでALSという診断名を告げられる結果となった。初めて聞く病名・・・。神経難病・・・。まさか自分が・・・。帰宅する道中の思いは不安とショックで言葉にならなかった。」とお話をお伺いすることがあります。

大学病院などで、診断が確定した患者様のご紹介により、外来受診の際、今の医学では有効な治療方法が見つかっていない事、筋肉を動かす神経が障害されていく中、呼吸ができなくなる状況が発生した時、呼吸器を装着し「生きていく」のか、装着はせず自分の人生を全うしていくのか決めていく過程「私の意見書」作成の過程を経る。私たちの病棟では、そのような「呼吸器をつけて生きていこう」と決心された患者様が入院されています。長期療養を余儀なくされ、最長では療養生活25年以上の方もおられます。24時間、365日毎日病室の天井を見つめながら送る療養生活は、苦痛と忍耐の毎日であることは容易に想像できます。入院生活は療養の場であり、生活の場でもあります。医師の治療主体ではなく、日常生活を中心とした看護師が主体であると考えています。私たちが実施する看護は、排泄、栄養、清潔などすべての日常生活援助を中心に、異常の早期発見のための観察とケアの提供を行っています。その中で、呼吸器装着患者様の週2回の入浴介助は、どこにも負けないケアと自負しています。他施設ではなかなか受けられないケアとされ、「ここの病院は呼吸器をつけたままお風呂に入れてくれる」との評判を聞き、入院を希望された方もおられます。その他、長期入院生活の生活空間を少しでも楽しく癒される場所にしようと、七夕飾りやクリスマス、桜の花見や外出支援などのイベントを企画しています。「生きていてよかった」「この病院に入院してよかった」と思っていただけるような看護の提供に日々頑張っています。

入浴風景
入浴風景

お花見
お花見

お琴の演奏会
お琴の演奏会

七夕飾り
七夕飾り

5年ぶりの我が家
5年ぶりの我が家